社員限定のデジタルアーカイブ
内容
創立50周年を機に、先人が築き育て、現役社員が培ったノウハウや実績、 養われたDNAの継承を目的に作成
クライアント様基本データ
●社名:日清エンジニアリング株式会社
●周年:創業50周年
●主な事業内容:穀物・食品・化学製品・化粧品等の工場・製造設備の設計、監理及び工事の請負並びに粉体機器販売、粉体加工
●社員数:138名(2023年7月現在)
タイトル
「NE-WAY 日清エンジニアリングアーカイブ 1972-2022」
与件
●50年の数々の挑戦で得た、成功の要因だけでなく、チャレンジ・失敗の教訓もしっかりと残したい
●機密情報が多く掲載されるため、セキュリティ対応(認証システム、外部ログイン防止)を万全にしたい
●社員限定のデジタルブック(アーカイブ)とし、簡単でタイムリーに閲覧できるものにしたい
ポイント
●具体的な活用シーンに沿って、教訓ページを中心に、自社への理解が深まる多彩なコンテンツで構成
●PCで閲覧・検索しやすいデザインフォーマット
●毎年コンテンツを更新。10年後には自動的に60年分のアーカイブが完成
●複数の中から、セキュリティ対応・認証システムが万全なデジタルブックサービスを選択
活用シーン
●先人の取り組みや工夫を知り、ヒントを見出すことができる
●過去の事例をひもとき、日清エンジニアリングらしい提案をするための教科書となる
●自社発展のプロセスと特長を、簡潔に理解するためのサマリーとなる
●社員間の深い絆、一体感の醸成に向けたコミュニケーションのきっかけとなる
●新プロジェクトの動向、社会・業界への貢献を知り、未来の指針を見出すことができる
コンテンツ
トップメッセージ/50年のダイジェスト/事例紹介/業界貢献/主要技術/年表
弊社のサポート内容
・企画・構成案作成
・毎月の分科会の運営(進行管理、レジュメ、議事録作成)
・取材、原稿執筆
・撮影
・デザインフォーマット作成、デザイン作成・修正
・タイトル考案
・デジタルブック化、ご要望に応じた機能付与(印刷不可、図表の拡大等)
・セキュリティ対策
・定期的なアクセス解析
・公開後の活用提案
弊社担当のコメント
当初は、コロナ禍もあってオンラインイベントのご相談でしたが、周年を機に取り組むべきコミュニケーション施策や、課題についてお話するうちに、「現在の社員に向けて、未来への教訓を引き継げるアーカイブを制作したい」という具体的なご要望がクライアント様から出てきました。
挑戦史(成功・事例の分析)をメインに、50年の歩みを誰もが語れるようにした沿革ダイジェスト、PRすべき技術や実績をまとめた技術・実績集など、利活用を重視したコンテンツ・構成となりました。
我々としても大規模なデジタルブックは初めての試みで、2年にわたるプロジェクトのなか、渉猟する資料も莫大な数となりましたが、月一回のミーティングで進行状況や問題点を確認したり、特集ページは分科会を開き意見交換したり、作業フローのルールを明確にするなど、クライアント様にご協力をいただきながら、編集スタッフ、ライターが密にコミュニケーションをとれる体制をとることができました。何より、クライアント様の教訓を残したいという目的が明確だったことがあり、それをよりどころに、最後までぶれずに納品・社内公開に至りました。
なお、制作の行程自体は、通常のアーカイブ誌と変わりませんが、デジタルブックにするか書籍にするか、最終的な成果物が変わる、とイメージしていただければ。アーカイブ誌を考えているが、予算が気になったり、より利活用を重視したいのでしたら、デジタルブックも検討されてはいかがでしょう。ランニングコストはかかりますが、印刷・製本費に比べて格段にコストが抑えられることもメリットです。