時代の波を乗り越えた総合アルミニウムメーカーの軌跡『日本軽金属グループ80年の歩み』
企画の背景
同グループにとって、30年史、50年史に続く約30年ぶりの社史編纂です。国内のアルミニウム製錬メーカーのパイオニアとして創業して以来、大きな転機となったのが、第一次オイルショックでした。主要事業である製錬事業の縮小を余儀なくされるなかで、どのような製品分野・技術分野に活路を見出していったか。その挑戦と成長の過程を追うとともに、現在の総合アルミニウムメーカーとして独自の存在感を示している同社の歴史を俯瞰します。
内容
沿革は、既刊50年史をリライトした第1部、近30年を詳述した第2部で構成。リライトに当たっては、80年の歴史を通観する視点を大切にするとともに、現在の日軽金グループとしての歴史評価も盛り込むようにしました。特に第2部では、時代や経済環境などにより変化した素材として求められる機能や加工技術、それに対応して展開した事業群にも注目しました。また、業界内における合併や事業譲渡などの動きも多く、その主要な動きをわかりやすくまとめたチャートを資料編に掲載。なお、グループ社員全員に向けた普及版も制作予定です。
構成要素
ごあいさつ/前口絵/沿革(第1部1章~5章、第2部1章~5章)/中口絵/資料編/年表
仕様
A4判 430頁 上製